
(1)看護師社会人入試 (AO入試・自己推薦入試)
一般入試よりも倍率が高く、小論文と面接試験だけという学校が比較的多いです。したがって、小論文の出題傾向や書き方、そして面接の受け答えを重視したほうが効率よく合格ができます。
∴配分を10とするとのウェイトの平均値としては、小論文4:面接4:調査書2となります。
・近年は一般科目(国語・数学・英語・一般常識)から1科目追加になっているところが増えてきていますが、合否を大きく左右するのは、やはり小論文と面接です。
(2)看護師一般入試
社会人入試よりも倍率は低いですが、国語・数学・英語・生物or化学…の中から3科目もしくは4科目という学校が大半を占めています。それに小論文or作文が1~2割位の学校で入試科目に入ってきます。
∴配分を10とするとのウェイトの平均値としては、一般科目6:小論と面接3:調査書1となります。
(3)進学課程(准看⇒看護師)入試
地域によって差は大きいですが平均倍率はさほど高くありませんので、地方も含め受験校数に幅を持たせることによって合格率は飛躍的にアップします。
地方受験の場合でも系列病院が就職・パート・修学資金援助をしてくれるところが多いので金銭的には殆ど心配しなくても大丈夫です。
科目は国語・数学・英語・専門・小論文・作文・のなかで2科目~5科目と大きなばらつきがあります。
∴配分を10とするとのウェイトの平均値としては、学科試験6:面接3:調査書1となります。(このウェイトは学校により極端な差があります。)
(4)准看護学校入試
平均倍率は低いのですが、学校自体が毎年減少しているので併願受験を考え、看護師受験(社会人入試含む)や地方受験も視野に入れると良いでしょう。
学費・生活費の完全支援をしてくれるところもありますので、しっかり調べましょう。設置者の多くが各地域の医師会(当該地域の医療機関の集合体)となります。応用学力よりも看護師としての資質や、学校本来の趣旨を重視する傾向がありますので、面接試験のポイントを押さえて受験に臨めば、合格はできます。(年齢は殆ど気にしなくても良いでしょう)
科目は国語・数学・理科・英語・作文・小論文・一般常識のなかで2科目~4科目と大きなばらつきがあります。
∴配分を10とするとのウェイトの平均値としては、一般科目6:面接3:調査書1となります。(このウェイトは学校により極端な差があります。)
一般科目3:面接6:調査書1というところなどもあります。
(5)助産師学校入試
平均倍率も受験する方のレベルも高いので、難関です。学校も少なく、大半が大学系・都道府県となります。
科目は看護学・英語・小論文の組み合わせが多く、他に統計学・国語も含まれている学校もあります。
∴配分を10とするとのウェイトの平均値としては、看護学5:一般科目1:小論文1:面接2:調査書1となります。(看護学校時代の成績や欠席日数等も大きく影響します。)
(6)保健師学校入試
平均倍率は助産師同様で、やはりレベルが高く難関といえるでしょう。学校も少なく大半が大学系・都道府県となります。
科目は看護学・英語・小論文の組み合わせが多く、他に統計学・国語も含まれている学校もあります。
∴配分を10とするとのウェイトの平均値としては、看護学5:一般科目1:小論文1:面接2:調査書1となります。(看護学校時代の成績や欠席日数等も大きく影響します。)
Secret information 1……入試情報の提供……
①過去十数年間に受験した方々からの生情報。
②受験用教材などからの推計。
③進路指導専門・面接担当・小論文添削者としての十数年にわたる実務経験。
上記のことから、公表していない部分(学校独自の合格重要ポイント・面接試験の質問傾向・年齢傾向等)を統計的に把握しています。
これらの情報の提供は当校が志望校の選択と面接試験の重要性に拘っている結果で、最低必須条件と考えているからです。
Secret information 2……面接試験のポイント……
看護系学校(准看護師・進学課程・看護師・保健師・助産師)の受験は面接試験のウェイトが非常に高く、看護師としての資質・校風・学校設立理念に沿うかどうかを5分~15分程度の面接で判断します。資質というのは明確な志望動機・使命感や目的意識・適正などで、面接官の質問に対して自己流でそつなく答えれば良いと言うものではありません。
最善の答、それは設置者の設立趣旨に基づき答えるということで、募集要項の冒頭に明記してあるような響きの良い言葉、ありきたりな志望動機のことではありません。
当講座では個々の設置者本来の趣旨や受験生個人の現状に基づき指導いたします。
上記、Secret information1,2の事柄を、受講された方に、「個人個人に合った形」でサポート致します。